ニキビのできる場所で原因が違う!


ニキビができる根本的な原因は「皮脂の過剰分泌・角質などによる毛穴の詰まり・アクネ菌の増殖」です。

皮脂腺が多い部分は、皮脂の分泌により毛穴が詰まりやすくニキビができやすいとされています。

しかし肌荒れに悩まされている人のなかには、乾燥している場所や摩擦が少ない場所にニキビが発生してしまうことも。

皮脂が多いTゾーンや乾燥しやすいUゾーンなど、場所によって肌の状態が全く違います。

ニキビのできる場所によって、ニキビの原因を作り出す特有の要因や特徴があるからです。



体の不調とニキビは関係してる!?


疲れている時や体調が優れない時、生活習慣が乱れた時にニキビができやすいと感じませんか?

肌は「内蔵の鏡」と呼ばれることもあり、体調によって肌コンディションが変わってきます。

同じように、ニキビも体調の影響を受けることがあります。

そのため、不調がみられるところによって、ニキビができる場所も異なります。

「いつも同じところに繰り返しニキビができている」という方は、ニキビのケアをするだけでなく、その原因となる不調の改善も必要になってきます。


部位別ニキビの原因・体の不調・対策

ニキビの原因を知ることは、ニキビを改善するにあたりとても重要なことです。

場所別のニキビの原因や、体の不調、対策方法をご紹介します。


おでこのニキビ

おでこのニキビは、皮脂が多く分泌される10代〜20代前半にできやすく、一度できるとなかなか治りにくいのが特徴です。

大人になっても悩まされる方も少なくありません。


原因

おでこにできるニキビの主な原因はホルモンバランスの乱れによっておこる過剰な皮脂の分泌です。

また、前髪による肌刺激や整髪料の油分、洗顔やシャンプーのすすぎ残し、生活習慣の乱れや肌を擦るなどのスキンケア時の刺激がとしてニキビが発生することもあります。 


体の不調

おでこのニキビは、仕事の疲れやストレス、食生活や睡眠など生活習慣の乱れ、生理によってホルモンバランスが乱れている可能性があります。


対策

皮脂が多い場合は、皮脂汚れをきちんと落とし、生え際などに洗顔料のすすぎ残しがないようにしましょう。

洗顔後は皮脂の分泌を抑えるビタミンCが配合された化粧水で保湿を。

また、肌刺激となる前髪がおでこに当たらないようにする工夫も必要です。


眉間のニキビ

眉間はTゾーンにあたり、額・おでこと同じように皮脂の分泌量が多く、思春期ニキビができやすい場所です。

また、顔の中央付近なので、鏡に向かった時に目につきやすく、思わず触れてしまうこともあると思いますが、むやみに触れるとニキビを悪化させてしまうので注意が必要です。


原因

眉間・眉毛のニキビは、皮脂の過剰分泌による皮脂詰まりが原因で生じることが多いです。

眉間・鼻筋・顎を含む顔の中心部分は、十分洗ったつもりでも汚れが残りやすい場所といわれています。

毛穴に汚れが残っているとターンオーバーを乱す原因にもなります。

 眉間のニキビに悩んでいる方は、眉間の洗顔を意識的に行うようにして下さい。


体の不調

肝機能が低下していると眉間・眉毛にニキビができやすいといわれます。

肝臓の機能は、アルコールや脂っこい食べ物、甘い物により低下してしまいます。

普段から肝臓に負担をかける食事をしている人は食生活を見直し、ビタミンやミネラルなどを豊富に含んだバランスのよい食事を心がけてください。


対策

眉間の洗い残しがないようにしましょう。

洗う際はゴシゴシ擦るのではなく、泡を優しく乗せて洗うようにしましょう。

また、洗顔時の洗い残しだけではなく、紫外線の刺激やアイブロウの落とし忘れなどもニキビの原因になります。

前髪が長い人は、眉毛に髪が触れることで雑菌が繁殖し、ニキビの発生につながってしまうこともあるので気を付けましょう。


鼻・小鼻のニキビ

鼻や小鼻も皮脂の分泌が多いTゾーンです。

顔の中でもニキビができやすく皮脂量が多いため、テカりや毛穴の黒いブツブツができるいちご鼻など他の悩みも起こりがちです。

鼻は顔の中央に位置し、一度ニキビができると炎症を起こしやすく、目立つ場所でもあるので、早めの対策が必要です。


原因

鼻は毛穴が多く、皮脂腺が発達していて皮脂が多く分泌される場所です。

皮脂腺が多い場所であるだけではなく、皮膚に厚みがあることから毛穴も深いため、他の場所よりも皮脂が毛穴に溜まりやすいのです。

また、顔のパーツの中でも凹凸が大きな鼻は、風や紫外線などの外的影響を受けやすいのも原因の1つです。

手で触れたり、鼻をかむ、マスク着用による擦れなど接触による摩擦刺激を受けることで、肌表面の角質が厚くなって毛穴が詰まりやすくなります。


体の不調

大人になって鼻にニキビができる場合、疲労やストレスの蓄積、内臓が弱っているなどが考えられます。

暴飲暴食、便秘などが原因となることもあるので、食生活を見直し、アルコールや油っぽい食事は控えるようにしましょう。


対策

鼻のニキビは、皮脂の分泌量を減らすことで予防できます。

皮脂の量はホルモンバランスに影響されるので、まずはホルモンバランスを整える為に、日頃の生活習慣を見直し、睡眠をしっかりとるようにしてください。

また、毛穴に皮脂や汚れを残さないようにきちんと汚れを落とす、角質ケアを取り入れて角質が厚くなりすぎないようするなど、毛穴を詰まらせないことが大切になります。

鼻を指で触るクセがある方は、なるべく触らないように気をつけましょう。


頬のニキビ

頬は皮膚が薄いため、ニキビができやすく、繰り返しやすいとされています。

マスクを着用する機会が多い今の生活では、ニキビができやすい場所のひとつです。


原因

頬のニキビの原因として挙げられるのが、乾燥です。

頬はTゾーンに比べて皮脂の分泌量が少ない反面、肌を守るための皮脂膜が形成されにくい傾向にあります。

皮膚が薄いと、水分を肌内部にとどめておく機能が弱くなり、乾燥を引き起こしやすくなります。

肌は乾燥すると、バリア機能が低下します。

バリア機能が低下すると、肌は摩擦や紫外線などの外的刺激を受けやすくなってしまいます。

そうすると肌が外的刺激から皮膚を守ろうとして皮脂を過剰に分泌させ、結果的にターンオーバーの周期が乱れて皮脂が毛穴に詰まり、ニキビの発生を促してしまうのです。


体の不調

頬のニキビには、ホルモンバランスが大きく影響しています。

日頃からストレスや疲労を溜めないようにしましょう。

また、胃腸をはじめとする消化器系や肝臓などの内蔵が悪い時もできやすいといわれています。


対策

乾燥によって皮脂が過剰に分泌されないよう、夜寝る前や、外出する前にきちんと保湿をして、肌を外部刺激や擦れから守るようにしましょう。 

また、枕やシーツなどの寝具、メイク道具など頬に触れるものの雑菌がニキビの原因になることもあるため、日頃から清潔を保つようにしましょう。

生活習慣の見直しやストレスケアも忘れずに。


顎・フェイスラインのニキビ

典型的な大人ニキビである顎やフェイスラインのニキビは、同じところに何度もできて治りにくいのが特徴です。

炎症や化膿を起こしやすく痛みをともなうことがあり、進行するとしこりやニキビ跡になりやすいです。


原因

顎やフェイスラインにニキビができる主な原因はホルモンバランスの乱れと乾燥です。

顎やフェイスラインは、男性ホルモンの影響を受けやすく、ホルモンバランスが乱れ男性ホルモンが優位になるとニキビができやすくなります。

また皮脂腺が少ないため、水分が蒸発しやすく、乾燥しやすいパーツであり、潤いを補充するために皮脂が過剰に分泌され、毛穴詰まりを起こしニキビができてしまいます。

さらにマフラー・マスク・頬杖・髪、男性であればヒゲ剃りなど摩擦によるダメージを受けやすいのも原因の1つです


体の不調

ホルモンバランスが大きく影響しています。

日頃からストレスや疲労を溜めない、睡眠をたっぷりとるなど、規則正しい生活を心がけましょう。



対策

ホルモンバランスを整えるために生活習慣を見直し、ストレスや睡眠不足などを避けるようにしましょう。

また、生活習慣の見直しに加えて、角質ケアで古い角質が溜まらないようにする、皮脂分泌を抑えるビタミンC配合の化粧水を使うなどして、毛穴がつまらないようにしましょう。


口・口周りのニキビ

口や口周りのニキビは、視線が集まり目立ちやすい場所です。

大人ニキビの好発部位でもあり、再発しやすく、治りにくいという特徴があります。

一度できると炎症から化膿へと悪化し、痛みを伴うケースも少なくありません。


原因

口周りのニキビは、胃腸の機能低下が深く関係していると言われています。

食事の摂り方や薬の服用によって胃腸の機能が弱まると口周りにニキビができやすくなるようです。

また、ホルモンバランスの影響も大きいので、女性の場合、婦人科系の病気や冷え性の症状がある方にも多くみられます。

産毛が濃い人は、毛穴詰まりの原因となってニキビが発生することもあります。


体の不調

体調が思わしくない時に出やすいのが口周り・唇のニキビです。

疲労やストレスが溜まって胃腸の調子が悪くなっていたり、免疫力や抵抗力が落ちていたりすると、栄養の吸収力が低下し、有害物質や老廃物を蓄積させてしまいニキビが出やすくなります。

また、ホルモンのバランスが乱れているサインともいわれます。


対策

食べ過ぎたり、偏食をした後に口周りのニキビができる場合には、栄養バランスの良い食事を心がけるようにしましょう。

頭痛薬や鎮痛剤が胃の負担になる場合もあるので、常用している方は注意が必要です。

ストレスは適度に発散させて、ホルモンバランスを整えることも必要です。

産毛が濃い場合には脱毛すると改善することがあります。


まとめ

ニキビができる根本的な原因や過程は同じですが、場所によって発生・悪化させる間接的な要因はさまざまです。

また、ニキビは体の状態を教えてくれるサインの一つでもあります。

自分なりにニキビケアをしても繰り返しニキビができる場合には、体の不調が原因の可能性もあります。

その際はスキンケアや生活習慣を見直し、自分に合ったニキビケア方法を探してみましょう。

自分に合った対策をとるとニキビができにくい肌へと近づけますよ。

症状が進んで炎症を起こしたり化膿してしまった場合は、ニキビの跡を残さないためにも、少しでも早くニキビを医療機関で治療を行いましょう。


光フェイシャルは肌の内部から細胞を活性化してターンオーバーが正常に行えるようにサポートしてくれます。

月1〜2回続けることで、ニキビの出来にくい肌を手に入れる手助けをしてくれるのでおすすめですよ♪

ニキビのできにくい強い肌を作れるように、日頃から自分の体と肌と向き合いましょう!


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